科学・技術・12月21日
南極観測船「宗谷」が東京港を出港した日
12月21日は、日本初の本格的な南極観測船である「宗谷」が、第一次南極地域観測隊を乗せて東京港を出港した日です。この航海は日本の本格的な南極観測の幕開けとなり、のちの昭和基地の開設へとつながりました。日本における南極観測の歴史において、極めて重要な記念すべき日です。
南極観測船「宗谷」の出港
1956年12月21日、南極観測船「宗谷」は多くの見送り人に見守られながら東京港を離れ、南極大陸を目指して出港しました。船内には第一次南極地域観測隊のメンバーや観測機材、そして過酷な環境を生き抜くための樺太犬などが乗り込んでおり、日本中がその壮挙に注目しました。
歴史的背景とその後への影響
日本は国際地球観測年(IGY)への参加を機に南極観測事業計画を本格化させ、耐氷構造を持つ貨物船であった宗谷を観測船へと改造しました。宗谷の出港とそれに続く観測活動の成功は、日本の科学技術力と国際的なプレゼンスを示す大きな契機となりました。宗谷はその後も度重なる観測任務を遂行し、「奇跡の船」として広く国民に親しまれることになりました。
ポイント
- 宗谷は第一次南極地域観測隊を乗せて1956年12月21日に東京港を出港した。
- 宗谷はもともと耐氷型の貨物船として建造され、後に南極観測船へと改造された。
- この観測航海は日本の本格的な南極観測の出発点となった。