歴史・12月20日
マカオが中国に返還され特別行政区となった日
1999年12月20日、マカオの主権がポルトガルから中華人民共和国へ移譲され、マカオ特別行政区が設立されました。これにより、約400年にわたるポルトガルの植民地支配が終了しました。この日は、中国の国土回復と「一国二制度」の原則に基づく重要な歴史的転換点として記念されています。
マカオ返還の経緯
マカオは16世紀以降、ポルトガル人による寄港地・定住地として利用され、後に植民地化されました。1974年のポルトガルにおける民主化革命(カーネーション革命)の後、ポルトガルは植民地を手放す方針に転換し、中葡両国による外交交渉が進められました。1987年には中葡共同声明が署名され、1999年12月20日に中国へ返還されることが正式に決定されました。
一国二制度と特別行政区の設置
返還に伴い、マカオは中華人民共和国の特別行政区となりました。「一国二制度」の原則に基づき、外交と国防を除く高度な自治権が保障されており、独自の法制度、経済システム、通貨(パタカ)などが維持されています。香港に次ぐ2番目の特別行政区として、返還後も独自の地位を保ち続けています。
ポイント
- 1999年12月20日にマカオの主権が中国へ移譲された。
- ポルトガルによる約400年の統治が終了した。
- 「一国二制度」に基づきマカオ特別行政区が設置された。