歴史・12月18日
アメリカで奴隷制を禁止するアメリカ合衆国憲法修正第13条が発効した日
12月18日は、アメリカ合衆国において奴隷制および強制労働を原則として廃止するアメリカ合衆国憲法修正第13条が発効した日です。南北戦争末期に可決・承認されたこの法修正により、長年続いた奴隷制度に法的な終止符が打たれました。
アメリカ合衆国憲法修正第13条の発効
1865年12月18日、アメリカ合衆国務長官は、アメリカ合衆国憲法修正第13条が規定数の州による批准を得て正式に発効したことを宣言しました。これにより、連邦全域において奴隷制および(犯罪の処罰として科される場合を除く)強制労働が禁止されました。
歴史的背景と南北戦争
この修正条項の背景には、エイブラハム・リンカーン大統領による奴隷解放宣言(1863年)がありますが、同宣言は戦時措置であり、適用範囲や恒久性に限界がありました。そのため、根本的な解決として憲法改正による奴隷制の全面禁止が目指され、南北戦争終結直後の1865年1月に連邦議会で可決された後、各州による批准手続きが進められました。
その後の影響
修正第13条の発効により、数百万人の奴隷が法的に解放されました。しかし、南部諸州ではその後もアフリカ系アメリカ人の権利を制限する州法(ジム・クロウ法など)が制定されるなど、人種差別や不平等の問題は長く続くことになりました。
ポイント
- 1865年12月18日に発効した。
- アメリカ合衆国における奴隷制を原則として禁止した最初の憲法修正条項である。
- 犯罪の処罰を除き、奴隷制および強制労働を禁止している。