国際・12月13日
国連で「障害者の権利に関する条約」が採択(2006年)
2006年12月13日、第61回国連総会本会議において「障害者の権利に関する条約」が採択されました。この条約は、障害者の人権および基本的自由の享有を確保し、その尊厳の尊重を促進することを目的としています。国際社会における障害者の権利保障において画期的な成果となりました。
国連での採択の経緯
「障害者の権利に関する条約」は、従来の福祉的な保護の対象にとどまりがちであった障害者を、権利の主体として位置づけることを目指して策定されました。国連総会での採択に至るまでには、長年にわたる国際的な議論や、各国政府・NGO等の関係者による精力的な交渉が行われました。
条約の目的と影響
本条約は、障害者に対するあらゆる差別の撤廃や、社会への完全かつ効果的な参加と包容(インクルージョン)の推進を求めています。締約国に対して、法制度の整備や合理的配慮の提供などの具体的な措置を義務付けており、その後の各国における障害者施策や人権基準の向上に大きな影響を与えています。
ポイント
- 2006年12月13日に国連総会で採択された。
- 障害者の人権と基本的自由の保障を目的としている。
- 障害者を保護の対象から権利の主体へと転換させる画期的な条約である。