歴史・12月12日
西安事件が発生
12月12日は、1936年に中国で「西安事件」が発生した日です。張学良らが蔣介石を監禁し、内戦停止と抗日一致を迫ったこの事件は、中国の近代史において第二次国共合作への転換点となりました。
西安事件とは
1936年12月12日、中国の西安において、東北軍を率いていた張学良と西北軍の楊虎城が、国民政府の指導者であった蔣介石を監禁しました。当時、蔣介石は日本軍との抗戦よりも中国共産党との内戦を優先していましたが、張学良らはこれを強く批判していました。
事件の背景
日本の侵略が拡大する中、中国国内では「内戦停止、一致抗日」を求める声が高まっていました。しかし蔣介石は共産党討伐を譲らず、張学良らの進言を退けていました。こうした状況に強い危機感を抱いた張学良と楊虎城は、実力行使によって蔣介石に政策転換を迫る道を選びました。
その後の影響
事件後、中国共産党の周恩来らが西安に赴き、蔣介石の処遇をめぐる交渉に関与しました。結果として蔣介石は内戦停止と共産党との共同抗戦(第二次国共合作)を受け入れることになり、監禁をとかれて南京へ戻りました。これにより、中国における抗日民族統一戦線が形成されることになりました。
ポイント
- 1936年12月12日に発生した。
- 張学良と楊虎城が蔣介石を監禁した。
- 第二次国共合作のきっかけとなった。