科学・技術・12月12日
グリエルモ・マルコーニが初の無線大西洋横断通信に成功
1901年12月12日、イタリアの物理学者グリエルモ・マルコーニが、世界初となる無線による大西洋横断通信の受信に成功しました。この歴史的偉業は、長距離通信の可能性を大きく広げ、近代無線通信の幕開けとなりました。
無線大西洋横断通信の成功
1901年12月12日、マルコーニはイギリス・コーンウォールのポルドゥーにある送信所から発信された無線信号を、大西洋を隔てたカナダ・ニューファンドランド島のセントジョンズで受信することに成功しました。送信された信号はモールス信号の「S」を表す3つの点であり、海を越えた無線の遠隔通信が可能であることを実証しました。
その後の影響と歴史的意義
当時、電波は地平線に沿って伝わるため、地球の曲率を考慮すると大西洋のような長距離通信は不可能であると考えられていました。しかしこの成功により、電波が電離層で反射して遠くまで届くことが証明され、世界中の通信網の発展に決定的な影響を与えました。マルコーニはこの功績により、1909年にノーベル物理学賞を受賞しています。
ポイント
- 1901年12月12日に実施された。
- イギリスのポルドゥーからカナダのセントジョンズへ向けて送信された。
- 受信されたのはモールス信号の「S」(3つの点)であった。
- グリエルモ・マルコーニは1909年にノーベル物理学賞を受賞した。