国際・12月9日
中国が世界貿易機関(WTO)に正式加盟
2001年12月9日、中国は世界貿易機関(WTO)に正式加盟しました。長年の交渉を経て多角的貿易体制に組み込まれたことで、中国経済のグローバル化と世界貿易への影響力が大きく拡大する転換点となりました。
中国のWTO加盟までの経緯
中国は1986年にWTOの前身である「関税および貿易に関する一般協定(GATT)」への加盟を申請して以来、市場経済化や貿易ルールの適合に向けた長年の交渉を続けました。米国をはじめとする主要加盟国との二国間交渉を経て、2001年11月に開催されたWTO閣僚会議で加盟が承認され、同年12月9日に正式加盟を果たしました。
加盟による影響と意義
WTOへの正式加盟により、中国は世界の主要な貿易ルールを受け入れることとなり、外国からの投資環境が大きく改善されました。これにより「世界の工場」としての地位を急速に固め、輸出入額が飛躍的に増加するなど、世界経済における存在感を高める契機となりました。一方で、国内産業の保護見直しや市場開放に伴う構造改革など、新たな課題にも直面することになりました。
ポイント
- 中国は1986年にGATT(関税および貿易に関する一般協定)への復帰を申請した。
- 2001年11月のWTO閣僚会議で加盟が正式に承認された。
- 正式加盟日は2001年12月9日である。