科学・技術・12月9日
ダグラス・エンゲルバートがマウスやGUIなどのコンピュータ技術を世界初公開(マザー・オブ・オール・デモ)
1968年12月9日、アメリカの計算機科学者ダグラス・エンゲルバートが、サンフランシスコで開催された会議において、コンピュータのデモンストレーション「マザー・オブ・オール・デモ」を行いました。この発表で、現代のパソコンやインターネットの基礎となるマウス、GUI、ハイパーテキストなどの技術が世界で初めて公開されました。
マザー・オブ・オール・デモの概要
1968年12月9日、スタンフォード研究所(SRI)のダグラス・エンゲルバートの研究チームは、AFIPSが主催した秋季聯合計算機会議(Fall Joint Computer Conference)において、「NLS(oN-Line System)」と呼ばれるシステムの実演を行いました。このデモンストレーションは、のちにIT史における最も重要な発表の一つとされ、「すべてのデモの母(マザー・オブ・オール・デモ)」と称されています。
公開された革新的な技術
このデモでは、画面上のカーソルを操作する「コンピュータ・マウス」、視覚的に情報を操作する「GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)」、文書同士を関連付けて参照する「ハイパーテキスト」、さらには離れた場所との「リアルタイムビデオ会議」など、当時としては画期的な技術の数々が一度に披露されました。これらは、のちのパーソナルコンピュータや現代のインターネット社会の礎となりました。
ポイント
- 1968年12月9日に開催された。
- サンフランシスコの秋季聯合計算機会議で発表された。
- ダグラス・エンゲルバートが「NLS」システムの実演を行った。
- マウスやGUI、ハイパーテキストなどが世界で初めて一般公開された。