歴史・12月6日
第一次中東戦争:アラブ連盟がパレスチナ分割決議の無効を宣言(1947年)
1947年12月6日、アラブ連盟は国連総会で採択されたパレスチナ分割決議の無効を宣言しました。この宣言は、中東地域における緊張をさらに高め、翌年の第一次中東戦争へとつながる重要な歴史的転換点となりました。
パレスチナ分割決議とアラブ側の反発
1947年11月29日、国際連合総会はパレスチナをユダヤ人国家とアラブ人国家に分割する「パレスチナ分割決議(国連総会決議181)」を採択しました。しかし、パレスチナの地主であるアラブ側はこの決議を一方的で不当なものとして強く反発しました。これを受け、12月6日にアラブ連盟は決議の無効を公式に宣言し、分割案を受け入れない姿勢を明確にしました。
その後の影響と第一次中東戦争への道
アラブ連盟による分割決議無効の宣言と反発は、パレスチナ全域でのユダヤ人住民とアラブ人住民の間の衝突を激化させました。そして1948年5月のイギリス委任統治終了とイスラエル建国宣言に伴い、周囲のアラブ諸国が軍事介入を行って第一次中東戦争へと突入しました。この対立は現在に至るまで中東問題の根幹となっています。
ポイント
- 1947年12月6日にアラブ連盟がパレスチナ分割決議の無効を宣言した。
- 前月の1947年11月29日に国連総会でパレスチナ分割決議が採択されていた。