歴史・12月4日
日本において「奇兵隊」が結成された日(文久3年10月24日)
文久3年10月24日(西暦1863年12月4日)、長州藩の高杉晋作によって日本初の民兵組織である「奇兵隊」が結成されました。身分を問わず構成されたこの軍事組織は、その後の幕末の動乱や明治維新における諸隊の先駆けとなりました。
奇兵隊結成の背景
幕末期、外国勢力の圧力が高まる中、長州藩では藩論が揺れ動いていました。高杉晋作は藩主の毛利敬親に対し、藩の正規軍だけでなく、農民や町人などの身分に関わらず志願者を募った新たな軍隊の創設を建言しました。これが認められ、文久3年10月24日(1863年12月4日)に奇兵隊が結成されました。
組織の特徴とその影響
奇兵隊は武士だけでなく、足軽、農民、町人など幅広い身分の者で構成された点が最大の特徴です。能力本位の組織運営や西洋式軍事訓練の導入など、従来の武士中心の軍制とは異なる近代的な軍隊組織でした。のちに長州藩の諸隊の模範となり、幕末の戦いにおいて重要な役割を果たしました。
ポイント
- 結成日は旧暦の文久3年10月24日であり、グレゴリオ暦換算では1863年12月4日にあたります。
- 長州藩士の高杉晋作が結成に深く関与しました。
- 身分にとらわれない志願兵によって構成された日本初期の近代型民兵組織です。