今日は何の日カレンダー

科学・技術・12月3日

世界初の心臓移植手術が南アフリカで実施される

1967年12月3日、南アフリカ・ケープタウンのグロート・シュール病院で、クリスチアナ・バーナード医師率いるチームにより、世界初のヒトからヒトへの心臓移植手術が実施されました。現代医療史における画期的な出来事であり、臓器移植の可能性を大きく広げました。

世界初の心臓移植手術の概要

1967年12月3日、南アフリカのグロート・シュール病院において、外科医クリスチアナ・バーナードが率いる医療チームが、世界初となるヒトからヒトへの心臓移植手術を成功させました。患者はルイス・ワシュカンス、ドナーは交通事故で脳死判定を受けた若い女性でした。手術自体は技術的に成功し、患者の新しい心臓は機能しましたが、患者は術後の免疫抑制剤による感染症のため、約18日後に亡くなりました。

その後の影響と医療史における意義

この手術の世界的な成功は、世界中の医学界に大きな衝撃を与え、臓器移植研究を加速させる契機となりました。一方で、脳死判定の基準や臓器提供に関する倫理的な議論が巻き起こるきっかけともなりました。その後の免疫抑制剤の進歩などにより、心臓移植は重症心不全に対する有効な治療法として確立されていきました。

ポイント

  • 実施日は1967年12月3日である。
  • 実施場所は南アフリカ・ケープタウンのグロート・シュール病院である。
  • 手術を主導した外科医はクリスチアナ・バーナードである。
  • 最初の患者はルイス・ワシュカンスである。