歴史・12月3日
イギリス海軍の戦艦「ドレッドノート」が起工
12月3日は、イギリス海軍の戦艦「ドレッドノート」が起工された日です。ドレッドノートは従来の戦艦の概念を一変させる画期的な艦艇であり、世界の海軍の勢力図や建艦競争に大きな影響を与えました。その革新的な設計は、のちの超弩級戦艦の基準となりました。
ドレッドノート起工の概要
イギリス海軍の戦艦「ドレッドノート」は、1905年12月3日に起工されました。当時、海軍力において圧倒的な優位を誇っていたイギリスが建造したこの戦艦は、これまでの主力艦とは一線を画す新しい設計を採用していました。
革新的な設計と特徴
ドレッドノートの最大の最大の特徴は、当時としては画期的だった「オール・ビッグ・ガン(単一巨砲主義)」と呼ばれる武装です。従来は異なる口径の副砲を多数搭載していましたが、ドレッドノートは統一された大口径の主砲を備え、遠距離からの砲撃戦に特化しました。また、推進機関に当時としては最新の蒸気タービンエンジンを採用し、当時の戦艦としては高速を発揮することができました。
その後の影響
ドレッドノートの登場は世界の海軍に衝撃を与えました。本艦の出現によって、それまでの既存の戦艦は一瞬にして時代遅れ(旧式艦)となり、各国は急遽同等以上の戦艦の建造を余儀なくされました。結果として、ドレッドノート以降に建造された同系統の戦艦は「ドレッドノート級(弩級戦艦)」と呼ばれ、第一次世界大戦に向けて列強間での激しい建艦競争を引き起こす要因となりました。
ポイント
- イギリス海軍の戦艦「ドレッドノート」は1905年12月3日に起工された。
- 「オール・ビッグ・ガン(単一巨砲主義)」と呼ばれる統一された大口径主砲を採用した。
- 蒸気タービンエンジンを搭載し、当時の戦艦として高い速力を実現した。
- ドレッドノートの登場により、従来の戦艦は一気に旧式化した。