歴史・11月30日
冬戦争が勃発、ソ連軍がフィンランドに侵攻(1939年)
1939年11月30日、ソビエト連邦軍がフィンランドに侵攻し、冬戦争が勃発しました。第二次世界大戦の初期における重要な軍事衝突であり、フィンランド軍は圧倒的な兵力を持つソ連軍に対して頑強な抵抗を示しました。この戦いは両国に大きな影響を与え、国際社会をも巻き込む展開となりました。
冬戦争の勃発と背景
1939年11月30日、ソ連軍は国境を越えてフィンランドへの侵攻を開始しました。その背景には、第二次世界大戦開戦直前に結ばれた独独不可侵条約の秘密議定書があり、フィンランドはソ連の勢力圏に属するとされていました。ソ連は領土の割譲などを要求しましたが、フィンランドがこれを拒否したため、ソ連は軍事力による解決を選びました。
戦闘の経過とその影響
圧倒的な兵力と戦車・航空機を持つソ連軍に対し、フィンランド軍はスキー部隊を活用したゲリラ戦や、構築された防御陣地(マンネルヘイム線)を利用して巧みな防御戦を展開しました。ソ連軍は多大な損害を受けましたが、最終的には物量に勝るソ連軍が突破口を開き、1940年3月にモスクワ講和条約が結ばれて戦争は終結しました。フィンランドは領土の一部を割譲したものの、独立を維持することに成功しました。
ポイント
- 1939年11月30日にソ連軍がフィンランドに侵攻し、冬戦争が始まった。
- フィンランド軍は圧倒的な戦力差があるソ連軍に対し、善戦と頑強な抵抗を見せた。
- 1940年3月の講和条約により、フィンランドは領土を失ったが独立は守られた。