歴史・11月22日
サッチャー英首相が辞意を表明
1990年11月22日、イギリスのマーガレット・サッチャー首相が辞意を表明しました。「鉄の女」の異名で知られた彼女の長期政権が終わりを迎えた歴史的な日です。
辞意表明の経緯
1979年にイギリス初の女性首相に就任して以来、サッチャーは「強いイギリス」を目指して国営企業の民営化や労働組合規制などの強硬な改革を推進しました。しかし、政権末期には導入した人頭税(コミュニティ・チャージ)に対する国民の激しい反発や、欧州統合をめぐる党内の対立が先鋭化していました。11月20日に行われた保守党党首選の第1回投票で党内基盤の揺らぎが表面化したため、事態収拾のために辞任を決断しました。
その後の影響
サッチャーの辞意表明を受け、後継の党首にはジョン・メージャー財務相が選出され、首相に就任しました。彼女が敷いた新自由主義的な経済政策や行政改革(サッチャリズム)は、その後のイギリス政治や世界の経済政策に大きな影響を与え続けました。
ポイント
- 1990年11月22日にマーガレット・サッチャー英首相が辞意を表明した。
- サッチャーは1979年から約11年半にわたり首相を務めた。
- 辞任の背景には人頭税導入への反発や欧州統合をめぐる党内対立があった。