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歴史・11月21日

パナマ運河地帯を巡るトージョー条約締結(1903年)

1903年11月21日、パナマ運河の建設と管理権をめぐり、アメリカ合衆国とパナマの間でトージョー条約(ヘイ・バヌーラ条約)が締結されました。この条約により、アメリカによるパナマ運河および運河地帯の建設・管理権が確立され、のちの運河開通へと繋がる重要な転換点となりました。

条約締結の背景

19世紀末から20世紀初頭にかけて、大西洋と太平洋を結ぶ運河の建設は国際的な悲願でした。当初はフランスの会社が建設を進めていましたが難航し、権利の譲渡が模索されました。当時パナマを領有していたコロンビアとアメリカの間で交渉が行われたものの決裂し、アメリカの支援を受けたパナマがコロンビアから分離独立を宣言しました。その直後に新政府とアメリカの間で結ばれたのが本条約です。

条約の内容とその後の影響

本条約に基づき、アメリカはパナマ運河地帯における排他的な管理権や統治権を獲得し、運河の建設と防衛を急ピッチで進めました。1914年に運河は開通し、世界の海上交通と軍事戦略に絶大な影響を与えました。しかし、運河地帯の主権を巡る対立は長期にわたってパナマ国内でのナショナリズムを高揚させ、のちの条約改定や1999年のパナマへの運河返還へと繋がっていく歴史的発端となりました。

ポイント

  • 1903年11月21日に締結された。
  • アメリカ合衆国とパナマの間で結ばれた条約である。
  • パナマ運河の建設および運河地帯の管理権をアメリカに認めた。