歴史・11月16日
エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世が即位
1930年11月16日、エチオピアの皇帝としてハイレ・セラシエ1世が即位しました。彼は近代化改革を推進し、アフリカの国際舞台において重要な役割を果たした指導者です。この即位は、エチオピアの歴史およびその後の国際関係において大きな転換点となりました。
ハイレ・セラシエ1世の即位
1930年11月16日、前皇帝の死去に伴い、当時摂政であったラス・タファリ・マコンネンがハイレ・セラシエ1世として正式にエチオピア皇帝に即位しました。「ハイレ・セラシエ」は「聖三位一体の力」を意味します。即位式は盛大に行われ、世界各国から使節が参列しました。
背景と近代化への取り組み
即位前からの摂政時代を通じて、ハイレ・セラシエ1世は中央集権化や奴隷制度の廃止、最初の憲法制定など、エチオピアの近代化を強力に推進しました。アフリカ諸国の多くが欧州列強の植民地支配下にある中、独立国エチオピアの近代化を進める指導者として国内外で注目を集めました。
その後の影響
即位後、イタリアによる侵略(第二次エチオピア戦争)に直面し、一時は亡命を余儀なくされましたが、国際連盟での演説などでエチオピアの主権回復を訴え続けました。第二次世界大戦後に復位を果たし、アフリカ統一機構(OAU)の設立に寄与するなど、アフリカの国際協調と独立運動の象徴的な存在となりました。
ポイント
- ハイレ・セラシエ1世の即位日は1930年11月16日である。
- 即位前の名はラス・タファリ・マコンネンである。
- エチオピアの近代化と国際社会での地位向上に尽力した。