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歴史・11月13日

イギリスで「ガンパウダー・プロット(火薬陰謀事件)」の陰謀が発覚した日

1605年11月13日(旧暦)、イギリスで国王ジェームズ1世と議会の殺害を狙った「ガンパウダー・プロット(火薬陰謀事件)」の陰謀が発覚しました。カトリック教徒の過激派グループが国会議事堂の地下に大量の火薬を隠し爆破を企てたものの、事前に計画が露見して未遂に終わりました。この事件はイギリスの歴史において重大な反カトリック感情の昂揚を招き、現在でも記念行事として語り継がれています。

事件の背景と計画

17世紀初頭のイギリスでは、エリザベス1世の死去を受けてスコットランド王ジェームズ6世がジェームズ1世として即位しました。彼は当初、カトリック教徒に対して寛大な態度をとると期待されていましたが、実際には厳しい弾圧政策を継続しました。これに絶望したロマン・カトリック教徒の過激派(ガイ・フォークスらが参加)は、国王および議会を一網打尽に殺害し、政府を転覆させることを計画しました。彼らは国会議事堂の地下室を借り受け、36樽もの火薬を搬入しました。

陰謀の発覚と結末

計画の実行直前である1605年11月初旬、陰謀に加担していた人物から、親族であるカトリック系の貴族(モンティグル男爵)にあてた警告の手紙が送られました。この手紙が政府に通報されたことで、11月13日前後に警戒が強まり、11月5日の未明に国会議事堂の地下で捜索が行われました。その結果、火薬の番をしていたガイ・フォークスが発見され、事件は未然に防がれました。首謀者らは逮捕され、のちに処刑されました。

その後の影響と「ガイ・フォークス・ナイト」

この事件の発覚と国王の無事を祝うため、イギリス議会は1605年に11月5日を記念日と定めました。これが現在でもイギリス各地で行われる「ガイ・フォークス・ナイト(ボンファイヤー・ナイト)」の起源です。当日は焚き火を焚き、ガイ・フォークスを模した人形を燃やすなどして祝われます。また、この事件はイギリスにおけるカトリック教徒への長年の警戒心と差別を決定づける歴史的転換点となりました。

ポイント

  • 1605年11月13日は、火薬陰謀事件の陰謀が明るみに出た重要局面の日である。
  • 首謀者の一人であるガイ・フォークスの名前は、事件を記念する祭りの名称に残されている。
  • 計画では国会議事堂を爆破し、ジェームズ1世の殺害とカトリック政権の樹立が狙われていた。

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