歴史・11月12日
ロンドン海軍軍縮会議が閉幕
1930年(昭和5年)11月12日、ロンドン海軍軍縮会議が閉幕しました。列強各国の主力艦や補助艦の保有制限を定めたロンドン海軍条約の締結に向けた会議であり、当時の国際的な軍縮交渉の重要なマイルストーンとなりました。
ロンドン海軍軍縮会議の概要
ロンドン海軍軍縮会議は、前年のワシントン海軍軍縮条約の効力が及ばなかった補助艦(巡洋艦、駆逐艦、潜水艦など)の保有制限や、主力艦の建造凍結期間の延長などを目的に開催されました。列強各国の利害対立が続く中、各国の間で妥協点が模索されました。
背景と影響
第一次世界大戦後の財政負担軽減や軍拡競争防止の要請から開催に至りましたが、国内の軍部や右派勢力からは「海軍休日」や制限枠に対する強い反発が生じました。日本国内では統帥権干犯問題をめぐる政治対立が激化し、その後の軍部台頭の遠因となりました。
ポイント
- ロンドン海軍軍縮会議は1930年に閉幕した。
- 補助艦の保有制限などを定めたロンドン海軍条約の締結につながった。
- 日本国内では統帥権をめぐる激しい政治論争(統帥権干犯問題)を引き起こした。