歴史・11月10日
イギリスの探検家ヘンリー・モートン・スタンリーがリビングストン博士を発見した日
1871年11月10日、イギリスの新聞『ニューヨーク・ヘラルド』の特派員だったヘンリー・モートン・スタンリーが、アフリカ奥地で消息を絶っていた行方不明の探検家・伝道師のデイヴィッド・リビングストン博士をタンガニーカ湖畔のウジジで発見しました。この歴史的邂逅は、当時の欧米世界で大きな話題となりました。
事件の背景
スコットランド出身の医師でありキリスト教伝道師・アフリカ探検家であったデイヴィッド・リビングストンは、ナイル川の源流を探るためアフリカ奥地へ探検に出て以来、長期間にわたって消息が途絶えていました。彼の安否を心配した『ニューヨーク・ヘラルド』紙の社主ジェームズ・ゴードン・ベネット・ジュニアは、同紙の記者であったヘンリー・モートン・スタンリーに対し、多額の資金を与えてリビングストン捜索の特命を下しました。
発見の瞬間と歴史的影響
スタンリー率いる探検隊は困難な捜索の末、1871年11月10日にタンガニーカ湖畔のウジジの村でリビングストンを発見しました。この時、スタンリーが発した「リビングストン博士でいらっしゃいますね(Dr. Livingston, I presume?)」という言葉は、世界的に非常に有名なフレーズとして語り継がれています。この発見により、リビングストンの生存が確認されただけでなく、その後のアフリカ内陸部への関心と植民地化の動きを加速させる大きな契機となりました。
ポイント
- 発見日は1871年11月10日である。
- 舞台となった場所はアフリカ・タンガニーカ湖畔のウジジである。
- 捜索を行ったのは『ニューヨーク・ヘラルド』紙の記者ヘンリー・モートン・スタンリーである。
- 発見されたのは行方不明となっていた探検家デイヴィッド・リビングストンである。