歴史・11月9日
フランスのシャルル・ド・ゴール大統領が死去
1970年11月9日、フランスの元大統領であり第二次世界大戦中の自由フランス軍を率いたシャルル・ド・ゴールが死去しました。彼は戦後フランスの復興と第五共和政の樹立において中心的な役割を果たした政治家です。この日は、フランス現代史における偉大な指導者の生涯が幕を閉じた日として記憶されています。
シャルル・ド・ゴールの生涯と功績
シャルル・ド・ゴールは1890年に生まれました。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによってフランスが占領されると、イギリスに亡命して「自由フランス」政府を組織し、レジスタンス運動を指導しました。戦後は一時政界を離れましたが、1958年にアルジェリア危機に乗じて首相に就任し、強大な大統領権限を持つ第五共和政の憲法を制定させました。翌1959年には初代大統領に就任し、NATOの統合軍からの離脱や独自の核武装を推進するなど、米ソ冷戦下においてフランスの独立した外交・国防政策を貫きました。
死去の状況とその後の影響
ド・ゴールは1969年に大統領を辞任した後、故郷のコロンベ・レ・ドゥ・グリーズで回想録の執筆など穏やかな隠居生活を送っていました。1970年11月9日、同地の自宅で心臓発作により急逝しました。享年79でした。彼の死はフランス国民に深い衝撃を与え、国内外から多くの悼む声が寄せられました。彼が築き上げた第五共和政の体制や「ド・ゴール主義」と呼ばれる自主独立の外交姿勢は、その後のフランス政治にも長く大きな影響を与え続けています。
ポイント
- シャルル・ド・ゴールは1970年11月9日に死去した。
- 死去時の年齢は79歳であった。
- 死因は心臓発作であった。
- 第二次世界大戦中は自由フランスを率いてレジスタンスを指導した。
- フランス第五共和政の初代大統領を務めた。