文化・芸術・11月7日
ロシアの文豪レフ・トルストイが死去
1910年11月7日、ロシアの偉大な文豪レフ・トルストイが亡くなりました。『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』などの世界文学の傑作を残した彼の死は、国内外に大きな衝撃を与えました。
レフ・トルストイの生涯と晩年
レフ・ニコラエヴィチ・トルストイは1828年にロシアの貴族の家に生まれました。軍人としての従軍経験を経て作家活動に入り、写実主義に基づく壮大な人間ドラマを描き出しました。しかし、晩年は自身の富や名声、そしてロシア正教会を含む既存の権威や社会制度に強い疑問を抱くようになり、独自のキリスト教的無政府主義や徹底した非暴力主義を唱えるようになりました。
最期と歴史的影響
自らの思想に基づき、家督や著作権を放棄しようとしたトルストイは、家族との確執もあり、1910年10月末に突然自宅を出奔しました。しかし、旅の途中で体調を崩し、同年11月7日(ユリウス暦では10月28日)、アスターポヴォ駅の駅長官舎で客死しました。その死は世界中で大きく報道され、のちにマハトマ・ガンディーなどの思想家にも非暴力主義の面で多大な影響を与えました。
ポイント
- レフ・トルストイは1910年11月7日に死去した。
- 死去した場所はアスターポヴォ駅の駅長官舎である。
- 代表作に『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』などがある。