歴史・11月6日
アメリカ大統領選挙でエイブラハム・リンカーンが初当選
1860年11月6日に行われたアメリカ合衆国大統領選挙で、共和党のエイブラハム・リンカーンが第16代大統領に初当選しました。北部州の強い支持を背景にしたこの勝利は、アメリカの歴史的転換点となり、南北戦争へと向かう決定的な契機となりました。
大統領選挙の背景と結果
1860年の大統領選挙は、奴隷制の拡大をめぐる対立からアメリカ国内が深く分裂している中で行われました。共和党のエイブラハム・リンカーンは新州への奴隷制拡大反対を掲げて出馬しました。民主党が南部派と北部派に分裂したこともあり、リンカーンは選挙人団の過半数を獲得して勝利しましたが、南部諸州では事実上の得票を得られないという極端な地域対立を映し出す結果となりました。
歴史的影響と南北戦争への道
リンカーンの当選を契機として、奴隷制を擁護する南部諸州は連邦からの離脱を相次いで宣言しました。これがアメリカ連合国の結成につながり、翌1861年4月に南北戦争が勃発することになります。リンカーンの当選は、アメリカ合衆国の存亡をかけた最大の危機であると同時に、のちの奴隷解放へとつながる歴史的変革の始まりとなりました。
ポイント
- 1860年11月6日、アメリカ大統領選挙でエイブラハム・リンカーンが初当選した。
- リンカーンは共和党から出馬した初めての大統領となった。
- この選挙結果が南部諸州の連邦離脱と南北戦争の引き金となった。