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国際・11月5日

国連安全保障理事会がイラクへの武器査察再開を求める決議を採択した日

2002年11月5日、国連安全保障理事会はイラクに対し、大量破壊兵器の放棄と査察の受け入れを求める決議1441を全会一致で採択しました。これは、長年中断していた国連の武器査察を再開させ、イラク戦争へ至る重要な転換点となった出来事です。

決議採択の経緯と内容

1991年の湾岸戦争停戦に伴い、イラクに対しては大量破壊兵器の廃棄と国際的な査察が義務付けられていましたが、イラク側の協力拒否などにより査察はたびたび中断していました。2002年11月5日、国連安全保障理事会は全会一致で決議1441を採択し、イラクに対して査察団の無条件かつ即時の受け入れを要求しました。

その後の影響

この決議に基づき、同年11月下旬から国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)や国際原子力機関(IAEA)によるイラク国内での査察が再開されました。しかし、イラク側の協力姿勢や兵器破棄の証明をめぐり米英と他の安保理常任理事国との間で意見が対立し、翌2003年3月のイラク戦争開戦へとつながっていくことになりました。

ポイント

  • 採択された決議の番号は1441である。
  • 国連安全保障理事会で全会一致により採択された。
  • この決議を契機として、中断していたイラクへの武器査察が再開された。