記念日・11月2日
国際科学者会議により「全死者の記念日(万霊節)」
11月2日は、キリスト教の暦における「万霊節(死者の日)」に関連する日です。諸聖人の祝日の翌日にあたり、すべての故人を記憶し祈りを捧げる日として広く知られています。ここでは歴史的・宗教的な背景について解説します。
万霊節(全死者の記念日)の由来
万霊節(諸魂の日)は、カトリック教会をはじめとするキリスト教の典礼において、地上を離れて煉獄で清めを受けているすべての信者のために祈りを捧げる日です。毎年11月1日の「諸聖人の日(万聖節)」の翌日に定められています。死者を記念し、追悼する習慣は古代からの伝統に根ざしています。
歴史的背景と広がり
全死者の記念日としての本格的な定着は、中世のクリュニー修道院長オディロによる影響が大きいとされています。10世紀末から11世紀初頭にかけて、彼が自身の修道院群において11月2日を死者のための祈りの日と定めたことが、次第にカトリック教会全体へと広がっていきました。現在でも欧米を中心とした多くの文化圏で、墓地を訪れて花やろうそくを供えるなど、先祖や故人を偲ぶ重要な日として守られています。
ポイント
- 11月2日はキリスト教の「万霊節(全死者の記念日)」にあたる。
- 前日である11月1日の「諸聖人の日」に続き、すべての死者のために祈りを捧げる日である。
- 中世以降、カトリック教会を中心に広く普及した。