歴史・10月31日
蔣介石率いる国民革命軍が上海から撤退(四行倉庫の戦いの終結)
1937年10月31日、日中戦争の最中に行われた上海戦において、蔣介石率いる国民革命軍が戦略的撤退を行い、数日間にわたって繰り広げられた四行倉庫の戦いが事実上の終結を迎えました。この戦いは、中国軍の孤立無援の抵抗として後世に語り継がれています。
四行倉庫の戦いの経緯
1937年8月に始まった上海戦において、中国軍は圧倒的な物量と近代装備を持つ日本軍の攻勢の前に劣勢に立たされていました。戦局が不利となる中、国民革命軍の主力部隊は上海郊外からの撤退を余儀なくされましたが、国際社会に対するアピールや撤退の掩護を目的として、少数部隊が蘇州河畔にある四行倉庫にとどまり、徹底抗戦を行いました。
撤退とその後への影響
四行倉庫に残った部隊は数日間にわたって日本軍の攻撃を防衛し、その戦闘は国内外の注目を集めました。しかし、包囲された状況下での長期籠城は困難であり、最終的に10月下旬から31日にかけて、イギリス租界側からの要請や軍司令官の命令もあり、残存部隊は租界へと撤退しました。これにより上海を巡る大規模な市街戦は事実上の終結に向かいました。
ポイント
- 1937年10月31日は、四行倉庫の戦いにおいて中国軍部隊が撤退を完了した時期にあたります。
- 国民革命軍を率いていたのは蔣介石です。
- この戦闘は日中戦争初期の上海戦における重要な局面に位置づけられます。