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歴史・10月30日

初のエドワード・モールズによる大森貝塚発見

10月30日は、アメリカの動物学者・考古学者であるエドワード・モースが横浜から新橋へ向かう汽車の車窓から大森貝塚を発見した日です。この発見は、日本における近代的な考古学および人類学の出発点となりました。日本の貝塚研究や縄文文化解明の礎を開いた歴史的な出来事です。

大森貝塚の発見とモースの来日

1877年(明治10年)10月30日、アメリカの学者エドワード・モースが日本で鉄道(官設鉄道)に乗車中、線路脇の崖に貝殻が多数堆積している層を発見しました。モースは動物学の研究を目的として来日していましたが、貝殻の堆積を見て貝塚であると直感しました。これが日本における最初の本格的な貝塚の発見となりました。

発掘調査と日本の考古学への影響

モースは同年大森貝塚の発掘調査を実施し、貝殻だけでなく土器や石器、動物の骨などを出土させました。これらの出土品を分析し、縄文土器の特徴などを科学的に記録・報告しました。モースの調査手法は、それまでの日本になかった近代的な科学的調査法であり、日本の考古学、地質学、人類学の発展に大きな影響を与えました。また、発見された遺物を保管・研究するため、のちに東京大学の前身である帝国大学が設立されるなど、学術体制の整備にも寄与しました。

ポイント

  • 1877年(明治10年)10月30日にエドワード・モースが大森貝塚を発見した。
  • モースは汽車の車窓から貝層を見つけたことで知られている。
  • この発見は日本における近代考古学の幕開けとなった。