歴史・10月23日
ブラック・マンデー:ニューヨーク株式市場で株価大暴落
10月23日は、1987年に発生した「ブラック・マンデー(暗黒の月曜日)」に関連する歴史的な日付として知られています。この日、ニューヨーク株式市場で史上最大級の株価大暴落が起き、世界中の金融市場に深刻な衝撃を与えました。グローバル化が進む現代の経済体制において、市場の連鎖的なパニックの象徴として語り継がれています。
ブラック・マンデーの概要
1987年10月19日(月曜日)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)において、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均が前週末比で22.6%という記録的な下落率を記録しました。この歴史的な大暴落は、時差の関係で翌週の日本市場をはじめとする世界の株式市場へ連鎖的に波及し、「ブラック・マンデー(暗黒の月曜日)」と呼ばれました。
発生の背景と市場への影響
当時、アメリカの財政赤字や貿易赤字の拡大、金利上昇への懸念などが背景として存在していました。また、コンピューターによる自動売買プログラム(ポートフォリオ・インシュアランスなど)が急速に普及していたことが、売り注文の連鎖を加速させ、下落幅を急激に拡大させた主要因と指摘されています。この事件を契機に、証券取引所へのサーキットブレーカー制度(市場急変時の取引一時中断)の導入など、市場の急変動を防ぐための規制やリスク管理の見直しが進められました。
ポイント
- ブラック・マンデーにおけるダウ平均の下落率は、現在に至るまで歴史上最大規模の記録となっています。
- コンピューターによる自動売買が市場の暴落を加速させた最初の象徴的な事件とされています。