社会・10月19日
グレゴリオ暦がイタリア・ポーランド・ポルトガル・スペインで導入される
1582年10月19日は、グレゴリオ暦がイタリア、ポーランド、ポルトガル、スペインにおいて初めて導入された歴史的な日です。ユリウス暦の誤差を修正するためにローマ教皇グレゴリウス13世が発布した教皇勅令に基づき、この地域で新暦への移行が行われました。カトリック諸国を中心に順次採用され、現在の世界的な標準暦の基礎となりました。
グレゴリオ暦導入の背景
古代ローマ以来使用されてきたユリウス暦には、実際の太陽年との間にわずかなズレがあり、長年の間に春分の日が本来の日付から大きくずれる問題が生じていました。キリスト教の最も重要な祭日である復活祭(イースター)の日付を正しく計算するため、暦の修正は長年の懸案事項でした。これに対処するため、ローマ教皇グレゴリウス13世が新しい暦法を制定しました。
イタリア・スペイン等での実施
1582年10月4日(木曜日)の翌日を、新しいグレゴリオ暦の10月15日(金曜日)とする形で移行が実施されました。これにより、イタリア、ポーランド、ポルトガル、スペインなどのカトリック諸国で一斉に暦の調整が行われ、日付の混乱を防ぎながら新暦への切り替えが進められました。一方で、プロテスタント諸国や東方教会では反発もあり、導入には長期間のタイムラグが生じました。
ポイント
- 1582年の出来事である。
- ユリウス暦の誤差を解消するために導入された。
- イタリア、ポーランド、ポルトガル、スペインで最初に採用された。