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歴史・10月12日

デッド・シー・パロール(死海文書)発見の日

10月12日は、イスラエル・ヨルダン川西岸地区の死海に近いQumran(クムラン)の洞窟で、いわゆる「死海文書」が発見されたことにちなむ歴史的な日です。紀元前3世紀から紀元1世紀頃に書かれたとみられる多数の古文書が発見され、聖書考古学上の最大級の発見となりました。古代のユダヤ教や初期キリスト教の歴史を知る上で極めて重要な資料となっています。

死海文書発見の経緯

死海文書の発見は、クムラン地域の洞窟で羊飼いの少年が偶然見つけたことが発端とされています。壺の中に納められた革製の巻物などが発見され、その後周辺の洞窟からも同様の古文書やその断片が次々と見つかりました。

歴史的背景とその影響

発見された文書には、ヘブライ語聖書(旧約聖書)の写本や、当時のクムラン教団の規律、聖書解釈などが含まれていました。現存する最古級の聖書写本が含まれていたことで、聖書テキストの伝承過程を研究する上で決定的な資料となりました。また、当時のユダヤ教の多様性やキリスト教の成立背景を探る上でも大きな影響を与えています。

ポイント

  • 死海文書は主にヘブライ語、アラム語、ギリシャ語で書かれている。
  • クムラン周辺の複数の洞窟から発見された。
  • 聖書考古学における世紀の大発見の一つとされる。