社会・10月12日
世界人口が60億人に到達した日(国連発表)
1999年10月12日、国連の推計により世界の総人口が60億人に達したと発表されました。これを記念して、国連人口基金(UNFPA)などはこの日を「60億人目の日」と定めました。人口増加に伴う地球規模の課題について考える契機となった重要な日です。
世界人口60億人到達の背景
20世紀以降、医療技術の進歩や公衆衛生の改善、食糧生産の増産などにより、世界の死亡率が低下し平均寿命が延びたことで、世界人口は急激な増加を見せました。1927年に約20億人だった人口は、1974年に40億人を突破し、それからわずか25年後の1999年に60億人に到達しました。
発表と国際的な影響
国連はこの記念すべき日を象徴するため、この日にボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで生まれた男児を「世界で60億人目の赤ちゃん」に認定しました。急激な人口増加は、食糧不足、環境破壊、貧困、教育や医療へのアクセスなど、多くの国際的な課題を浮き彫りにし、持続可能な開発の重要性が改めて世界に向けて訴えられるきっかけとなりました。
ポイント
- 1999年10月12日に世界人口が60億人に到達したと国連が発表した。
- ボスニア・ヘルツェゴビナで生まれた新生児が象徴的な「60億人目の赤ちゃん」とされた。
- 人口の急増に伴い、環境問題や資源配分などの地球規模の課題への関心が高まった。