文化・芸術・10月9日
ハングルの日
10月9日の「ハングルの日」は、朝鮮半島で使用される文字「ハングル」の制定と公布を記念する記念日です。朝鮮語の固有文字である訓民正音(くんみんせいおん)が世宗大王によって公布されたことに由来します。韓国では国民の祝日に指定されています。
由来と歴史的背景
朝鮮時代、当時の人々は独自の文字を持たず、意思疎通や記録には中国の漢字を使用していました。しかし、漢字は習得が難しく、一般の民衆が読み書きを学ぶことは困難でした。こうした状況を憂慮した第4代国王・世宗大王は、民衆が容易に学習して使用できる独自の文字の必要性を痛感し、学者たちとともに新しい文字体系である「訓民正音」を研究・開発しました。
訓民正音の公布
訓民正音は世宗28年(西暦1446年)の旧暦9月に公布されました。「民を教える正しい音」という意味を持つ訓民正音は、誰でも簡単に学んで使えるように作られており、これが現在のハングルの基礎となりました。現代の韓国においては、この公布にちなんで10月9日(グレゴリオ暦換算)がハングルの日として祝われています。
ポイント
- ハングルの日は、朝鮮語の固有文字である訓民正音の公布を記念する日である。
- 第4代国王・世宗大王によって制定された。
- 韓国では国民の祝日に指定されている。