歴史・10月5日
日本における歩行者天国が初めて実施された日
10月5日は、日本で初めて歩行者天国が実施された日です。1970(昭和45)年のこの日、警視庁が都内(銀座、新宿、池袋、浅草)で自動車の乗り入れを禁止し、歩行者専用の空間を初めて開放しました。都市部における深刻な大気汚染や交通事故への対策として始まり、大きな社会的関心を集めました。
日本初の歩行者天国の実施
1970年10月5日、警視庁は日曜・祝日を中心に、東京の主要繁華街である銀座、新宿、池袋、浅草の4地区で車両通行止めを実施しました。これが日本における本格的な歩行者天国の始まりです。自動車の急増に伴う交通事故の多発や、排気ガスによる公害問題が深刻化していた当時の社会背景を受け、歩行者の安全確保と快適な空間を取り戻す目的で導入されました。
その後の影響と展開
初実施の日、車道から解放された道路には多くの買い物客や市民が繰り出し、大変な賑わいを見せました。この試みは大きな成功を収め、その後全国各地の繁華街や商店街へと同様の取り組みが広がっていきました。都市における道路のあり方を見直し、歩行者主体の空間を作る先駆けとなった歴史的な出来事です。
ポイント
- 1970年10月5日に日本で初めて実施された。
- 警視庁が銀座、新宿、池袋、浅草の4地区で導入した。
- 深刻化する交通事故や大気汚染への対策として行われた。