歴史・10月4日
フランス第四共和国憲法が公布された日
1946年10月4日は、フランスで第四共和国の憲法が公布された日です。第二次世界大戦後の政治体制を定める重要な法案が国民投票を経て成立し、新たな共和国の出発点となりました。この憲法は、不安定な政治体制や後の体制移行へとつながる歴史的転換点となりました。
フランス第四共和国憲法の成立
第二次世界大戦終結後、ヴィシー政権崩壊と臨時政府を経て、フランスでは新たな憲法制定に向けた議論が進められました。1946年5月の国民投票で一度は憲法草案が否決されたものの、修正を経た新たな草案が同年10月13日の国民投票で賛成多数により可決され、同年10月4日に公布されました。
政治的背景とその影響
第四共和国憲法は、議会優位の政治体制を採用しましたが、これが原因で政権の不安定化を招くことになりました。短期間での内閣交代が相次ぎ、アルジェリア戦争などの深刻な危機の対応に苦慮することになります。この反省から、1958年にはシャルル・ド・ゴールを中心として憲法が再び改正され、より強い大統領権限を持つ現行の第五共和国へと移行することになりました。
ポイント
- フランス第四共和国憲法は1946年10月4日に公布された。
- 前年の憲法草案の否決を経て、修正案が国民投票で承認された。
- 議会優位の体制をとったが、政権の不安定さを招き、のちの第五共和国憲法への移行につながった。