歴史・10月3日
ラジオ体操の放送が一時終了
10月3日は、日本で親しまれてきたラジオ体操の放送が歴史的背景の中で一時終了を迎えた日です。国民的健康法として定着していたラジオ体操ですが、戦局の悪化や放送体制の変化に伴い、中断されることになりました。戦後の復活を経て、現在に至るまで私たちの生活に深く根ざすきっかけとなった出来事です。
ラジオ体操の一時終了とその背景
日本におけるラジオ体操は、国民の体力向上と健康増進を目的として放送が開始されました。しかし、第二次世界大戦末期の戦局悪化や資機材の不足、放送時間の変更などの影響を受け、1945年(昭和20年)10月3日をもって、いったん放送が終了することになりました。多くの国民に親しまれていた毎日の習慣が、戦争という時代のうねりの中で中断を余儀なくされた瞬間でした。
戦後の復活と現在の広がり
一時終了となったラジオ体操ですが、戦後の1951年(昭和26年)に現在の「ラジオ体操第1」が制定され、NHKでの放送が再開されました。さらに1952年(昭和27年)には「ラジオ体操第2」が制定され、学校や職場、地域社会へと再び広く普及していきました。一時中断という歴史を乗り越えたことで、かえって国民的な健康習慣としての存在意義が強まり、現在でも多くの人々に愛され続けています。
ポイント
- ラジオ体操の放送は戦局の悪化などに伴い、1945年10月3日に一時終了した。
- 戦後の1951年にラジオ体操の放送が再開され、現在の第1・第2体操が整備された。