社会・10月2日
スズキが軽自動車「アルト」を発売(1979年)
1979年10月2日、スズキは当時の軽自動車の常識を覆す低価格で、画期的な軽乗用車「アルト」を発売しました。「諸費用込みで47万円」という驚きの価格設定と高い実用性により、大ヒット商品となりました。日本のモータリゼーションや女性の社会進出に大きな影響を与えた歴史的な一台です。
「アルト」発売の背景
1979年当時、日本の軽自動車市場は度重なる排気ガス規制の対応などで価格が上昇傾向にありました。スズキの鈴木修社長(当時)主導のもと、商用バンとして割り切った設計にすることで物品税を非課税とし、徹底的なコスト削減を行うことで、当時としては破格の低価格を実現しました。
市場への影響とその後
「アルト」の登場はライバルメーカーにも大きな衝撃を与え、いわゆる「軽自動車の低価格競争」を引き起こしました。また、これまでの「一家に一台」から「一人につき一台」への移行を促し、特に主婦層を中心とした女性の足として新たな市場を開拓しました。その後の日本の自動車文化と生活様式に多大な影響を与えました。
ポイント
- 1979年10月2日に発売された。
- 発売当時の価格は47万円という低価格であった。
- 商用バン規格を利用することで税制上の優遇とコストカットを図った。
- スズキを代表する長期ロングセラーブランドとなった。