科学・技術・9月29日
欧州原子核研究機構(CERN)設立条約が発効
9月29日は、欧州原子核研究機構(CERN)の設立条約が発効した日です。この発効により、第二次世界大戦後におけるヨーロッパの科学技術協力の基盤が正式に整えられました。CERNは素粒子物理学分野における世界最高峰の研究拠点として、数々の重大な発見に寄与しています。
CERN設立条約の発効
1954年9月29日、ヨーロッパ諸国による共同の原子核研究施設を設立するための条約が発効しました。これにより欧州原子核研究機構(CERN)が正式に発足し、戦争によって疲弊したヨーロッパの科学者たちが結集して基礎科学の研究を推進する体制が作られました。
歴史的背景とその影響
第二次世界大戦後、最先端の原子核物理学研究には多額の資金と巨大な設備が必要となり、1国のみでの研究には限界が見えていました。CERNの設立は、国際協力による巨大科学プロジェクトの先駆けとなり、のちにワールド・ワイド・ウェブ(WWW)の発祥地となるなど、現代の情報社会や物理学の発展に多大な影響を与えています。
ポイント
- 欧州原子核研究機構(CERN)の設立条約は1954年9月29日に発効した。
- CERNは素粒子物理学の研究において世界をリードする国際機関である。