歴史・9月28日
エジプトとシリアが連合してアラブ連合共和国が成立
9月28日は、歴史上において中東地域の国家関係に大きな転換点となった出来事が起きた日です。特にシリアで発生した軍事クーデターにより、エジプトと結成していたアラブ連合共和国からの脱退が引き起こされました。
シリアのクーデターとアラブ連合共和国の崩壊
1961年9月28日、シリアの首都ダマスカスなどで軍事クーデターが発生しました。これにより、1958年からエジプトとシリアの間で形成されていた国家連合である「アラブ連合共和国」からのシリアの脱退が宣言されました。この出来事は、両国の統一国家体制の実質的な崩壊を意味していました。
アラブ連合共和国成立の背景とその後の影響
アラブ連合共和国は、アラブナショナリズムの高まりを背景に、エジプトのナセル大統領の主導のもとで両国の統合によって成立しました。しかし、政治的・経済的な主導権をめぐるエジプト側の優位に対するシリア側の不満が蓄積していました。9月28日のクーデターと離脱を経て、エジプトはその後もしばらく「アラブ連合共和国」の国称を維持したものの、中東政治の勢力図やナセルのアラブ統一政策にとって大きな痛手となりました。
ポイント
- 1961年9月28日にシリアで軍事クーデターが発生した。
- このクーデターによりシリアがアラブ連合共和国から脱退した。