歴史・9月23日
チューダー朝のイングランド女王メアリー1世が戴冠した日
9月23日は、チューダー朝のイングランド女王メアリー1世が戴冠式を挙げた日です。1553年のこの日、ウェストミンスター寺院で戴冠式が執り行われ、イングランドにおける最初の女王としての統治が正式に開始されました。彼女の即位は、複雑な宗教的対立と政治的波乱に満ちた治世の幕開けとなりました。
戴冠の背景
1553年7月に異母弟であるエドワード6世が崩御した後、イングランドでは王位継承をめぐる混乱が生じました。プロテスタントのジェーン・グレイが一時的に擁立されたものの、ヘンリー8世の長女でありカトリックであるメアリーが支持を集めて実権を握り、同年9月23日にウェストミンスター寺院で戴冠式を行いました。
その後の影響
メアリー1世の治世において、最大の特徴はイングランドの国教をカトリックへと差し戻す宗教改革の逆行でした。プロテスタントに対する厳しい弾圧を行ったことから、後に「ブラッディ・メアリー(血まみれのメアリー)」とも称されるようになります。彼女の統治は短期間にとどまりましたが、その宗教政策とスペイン国王フェリペ2世との結婚は、その後のイングランドの国家アイデンティティや外交政策に大きな影響を残しました。
ポイント
- メアリー1世の戴冠式は1553年9月23日に挙行された。
- 戴冠式はウェストミンスター寺院で行われた。
- メアリー1世はイングランドにおける最初の女王(君主)である。