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歴史・9月22日

イラン・イラク戦争が勃発

1980年9月22日、イラク軍がイラン国境を越えて侵攻し、イラン・イラク戦争が勃発しました。両国の長年にわたる領土問題や宗教・政治的な対立が背景にあり、8年間に及ぶ大規模な泥沼の戦争となりました。中東地域の勢力図や国際情勢に甚大な影響を与えた歴史的な紛争です。

戦争の勃発と経緯

1980年9月22日、サダム・フセイン大統領率いるイラク軍が、イランとの係争地であるシャッタルアラブ川流域などを目指してイラン領内へ侵攻しました。イラン・イスラム革命によって成立したホメイニ政権がイラク国内のイスラム教シーア派住民に反体制運動を波及させることを恐れたイラク側が、先制攻撃を仕掛けた形となりました。当初はイラクの短期決戦が予想されましたが、イラン側の激しい抵抗により戦線は膠着状態に陥りました。

戦争の影響と終結

戦いは都市や油田地帯を巻き込んだ消耗戦となり、化学兵器の使用や民間人居住区への攻撃(「都市攻撃」)なども行われました。また、ペルシャ湾を通るタンカーが攻撃を受ける「タンカー戦争」に発展し、国際的なエネルギー供給にも大きな影を落としました。1988年8月にようやく国連安全保障理事会決議598に基づく停戦が受諾され、約8年にわたる戦争が終結しました。国境線は開戦前の状態に戻ったものの、両国ともに多大な人的・経済的損失を被りました。

ポイント

  • イラン・イラク戦争は1980年9月22日に勃発した。
  • イラク軍によるイラン領内への侵攻が戦争の始まりとなった。
  • 戦闘は1988年8月の停戦まで約8年間続いた。