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歴史・9月19日

関東大震災の混乱の中で亀戸事件が発生

9月19日は、1923年(大正12年)に関東大震災の混乱のなかで発生した「亀戸事件」が起きた日です。震災直後の社会不安と流言飛語が引き金となり、南葛労働会館に集まっていた労働運動家らが軍隊によって検束され、のちに殺害された痛ましい事件です。国家権力による労働運動や社会主義運動への弾圧の一側面を物語る歴史的事件として知られています。

亀戸事件の概要

1923年9月1日に発生した関東大震災の直後、東京府南葛飾郡亀戸町(現在の東京都江東区亀戸)周辺では、震災に乗じた社会主義者や朝鮮人の暴動計画があるという流言飛語が飛び交っていました。これを受け、戒厳令を布告した日本軍や警察は治安維持を名目に警戒を強めていました。9月19日、南葛労働会館にいた労働運動関係者らが軍隊によって相次いで検束されました。

事件の背景と影響

検束された人々は亀戸警察署などに連行され、その後、南葛飾郡の荒川放水路河川敷などにおいて、軍刀や銃剣などにより殺害されました。被害者の中には、労働運動の指導者や無政府主義者(アナキスト)らが含まれていました。この事件は、震災時の混乱に乗じて行われた一連の虐殺事件(甘粕事件などと並ぶもの)の一つであり、当時の軍隊や警察による過剰な取り締まりと暴力的な弾圧の象徴として、のちに大きな社会問題となりました。

ポイント

  • 発生日は1923年9月19日である。
  • 関東大震災直後の混乱期に発生した。
  • 南葛労働会館にいた労働運動家らが軍隊に検束され殺害された。
  • 戒厳令下における軍・警察の治安維持名目での弾圧事件である。