歴史・9月19日
アメリカ大統領ジェームズ・ガーフィールドが暗殺により死去
9月19日は、第20代アメリカ合衆国大統領ジェームズ・ガーフィールドが暗殺された日にあたります。彼は同年7月に銃撃を受け、約2ヶ月間の闘病の末に亡くなりました。この悲劇的な事件は、アメリカの政治体制や官僚制度の改革に大きな影響を与えることになりました。
事件の経緯
1881年7月2日、就任から間もなかったジェームズ・ガーフィールド大統領は、ワシントンの鉄道駅で精神的に不安定な弁護士チャールズ・ギトーによって銃撃されました。ギトーは、自分に官職が与えられなかったことに対する強い不満から犯行に及びました。ガーフィールドは即死は免れたものの、当時の未熟な医療技術や不衛生な治療環境が災いし、傷口が感染症を引き起こしました。そして同年9月19日、療養先のニュージャージー州エルビロンで死去しました。
背景とその後の影響
当時のアメリカでは、政権交代のたびに勝者が支持者へ官職を分け与える「官職授与の悪弊(スポイルズ・システム)」が横行していました。犯人のギトーもこのシステムによってポストを得られると妄信していた一人です。ガーフィールドの死は、こうした縁故主義的な任用制度に対する国民の怒りと危機感を急速に高めました。その結果、翌1883年には後任のチェスター・アーサー大統領のもとで「ペンドルトン法(Civil Service Reform Act)」が制定され、能力主義に基づく近代的な官僚制度への改革が大きく前進することになりました。
ポイント
- ジェームズ・ガーフィールドはアメリカ合衆国第20代大統領である。
- 銃撃事件は1881年7月2日に発生した。
- 死去日は1881年9月19日である。
- 暗殺事件を契機にペンドルトン法が制定され、官僚制度改革が進んだ。