歴史・9月15日
ローマ帝国でティトゥスが皇帝に即位
9月15日は、ローマ帝国においてティトゥスが皇帝に即位した日です。父ウェスパシアヌスの後を継ぎ、フラウィウス朝の第2代皇帝となりました。短い治世ながら、元老院との協調や大型公共事業の完成などで知られています。
ティトゥスの皇帝即位
ティトゥスは、前皇帝ウェスパシアヌスの死去に伴い、西暦79年9月15日にローマ皇帝に即位しました。軍人として優れた実績を持ち、父の治世では近衛隊長を務めるなど、実質的な共同統治者として権力を固めていました。即位後はそれまでの厳格な態度から一転して寛容な政治姿勢を示し、元老院や市民からの支持を集めました。
治世の特徴と影響
即位直後にはヴェスヴィオ山の噴火によるポンペイの埋没や、ローマの大火など未曾有の災害に見舞われましたが、ティトゥスは私財を投じて被災者の救済にあたりました。また、父の代から建設が進められていたフラウィウス円形闘技場(コロッセウム)を完成させ、盛大な落成式典を開催しました。しかし治世はわずか2年ほどで終わり、西暦81年に病没しました。その早すぎる死はローマ市民に惜しまれ、「人類の愛しの的」と称えられました。
ポイント
- ティトゥスはフラウィウス朝の第2代ローマ皇帝である。
- 即位日は西暦79年9月15日である。
- 治世中にコロッセウム(フラウィウス円形闘技場)が完成した。
- 治世中にはヴェスヴィオ山の噴火によるポンペイの崩壊などの災害が発生した。