歴史・9月14日
アメリカ大統領ウィリアム・マッキンリーが暗殺され、副大統領セオドア・ルーズベルトが就任
1901年9月14日、アメリカ合衆国第25代大統領ウィリアム・マッキンリーが銃撃による負傷がもたらした壊疽により死去しました。これに伴い、副大統領であったセオドア・ルーズベルトが同日、第26代アメリカ合衆国大統領に就任しました。この出来事は、20世紀初頭のアメリカ政治の方向性を大きく変える転換点となりました。
ウィリアム・マッキンリー暗殺事件の経緯
1901年9月6日、ニューヨーク州バッファローで開催されていたパン・アメリカン博覧会の会場で、ウィリアム・マッキンリー大統領は無政府主義者のレオン・チョルゴッシュによって至近距離から2発の銃撃を受けました。大統領は直ちに手術を受け、一時は回復に向かえると期待されましたが、傷口に壊疽(えそ)が并发し、同年9月14日に急死しました。
セオドア・ルーズベルトの継承と影響
マッキンリーの死去を受け、副大統領であったセオドア・ルーズベルトが急遽、大統領に昇格しました。当時42歳であったルーズベルトは、アメリカ史上最年少の大統領就任となりました。彼はマッキンリーの保守的な経済・外交政策を引き継ぎつつも、のちに「スクエアー・ディール(公正な処置)」と呼ばれる革新主義的な諸政策を推進し、独占企業の規制や労働環境の改善、環境保護などを進めていきました。
ポイント
- ウィリアム・マッキンリーはアメリカ史上で暗殺された3人目の大統領である。
- セオドア・ルーズベルトは史上最年少(42歳)でアメリカ大統領に就任した。
- 事件後、大統領警護の強化が求められ、アメリカ秘密情報機関(シークレット・サービス)による大統領警護体制が本格化した。