歴史・9月14日
ローマ帝国で皇帝ドミティアヌスが暗殺される
9月14日は、ローマ帝国の皇帝ドミティアヌスが暗殺された日です。フラウィウス朝最後の皇帝であった彼の死により、元老院と皇帝の関係やローマ帝国の政治体制に大きな転換点が訪れました。
事件の概要
紀元96年9月14日、ローマ皇帝ドミティアヌスが宮殿内での陰謀により暗殺されました。ドミティアヌスは独自の専制的な統治を行い、元老院との対立が深まっていた時期でした。暗殺には宮廷関係者や彼の妻ドミティア・ロンギナも関与していたとされています。
背景と影響
ドミティアヌスは行政手腕に優れ、財政の立て直しや帝国の防衛において一定の成果を上げましたが、その統治手法は元老院議員や保守派から「独裁的」と強く反発されました。暗殺後、元老院は彼の記憶を抹殺する「ダムナティオ・メモリアエ(記録抹消刑)」を決定しました。また、後継の皇帝にはネルヴァが即位し、のちに「五賢帝」へと続く新たな治世の端緒となりました。
ポイント
- ドミティアヌスはフラウィウス朝の第3代にして最後のローマ皇帝である。
- 暗殺日は紀元96年9月14日である。
- 死後、元老院によって記憶抹消刑(ダムナティオ・メモリアエ)が宣言された。