科学・技術・9月13日
ソ連の月探査機「ルナ2号」が月面に衝突(1959年)
1959年9月13日、ソビエト連邦の月探査機「ルナ2号」が史上初めて月面に到達し、衝突しました。これは人類が送り出した人工物が地球以外の天体に到達した初めての歴史的な出来事です。米ソの宇宙開発競争において、ソ連の技術的優位を世界に示す大きなマイルストーンとなりました。
ルナ2号の打ち上げと月面衝突
ルナ2号は1959年9月12日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。そのおよそ35時間後である9月13日、計画通り月の「雨の海」付近の表面に衝突しました。衝突の瞬間を確認するため、探査機にはソ連の国章などを刻んだ金属製のペナントが搭載されていました。
歴史的背景と宇宙開発への影響
当時、米国のソ連に対する宇宙開発の優位性(スプートニク・ショック以降の対抗心)が激化する中で、ルナ2号の成功はソ連の宇宙技術の高さを再び世界に知らしめました。月の裏側の撮影に成功したルナ3号へと続く、初期のソ連の月探査計画の重要な成功の一つです。
ポイント
- 1959年9月13日にルナ2号が月面に衝突した。
- 人類が作った人工物が初めて月(地球以外の天体)に到達した。
- ソビエト連邦による月探査計画の一環として実施された。