社会・9月6日
台風12号(タラス)による紀伊半島豪雨災害が発生
台風12号(タラス)による紀伊半島豪雨災害は、2011年9月に発生し、紀伊半島を中心に甚大な被害をもたらした記録的な水害です。特に奈良県や和歌山県などで土砂崩れや大規模な河川の氾濫が相次ぎ、戦後最大級の人的・物的被害となりました。
災害の発生と特徴
2011年8月末に発生した台風12号は、非常にゆっくりとしたスピードで日本列島に接近し、同年9月3日に四国に上陸した後、西日本を北上しました。台風の移動速度が遅かったことや、非常に湿った空気が長期間にわたって供給されたため、紀伊半島を中心に記録的な大雨となりました。降り始めからの総雨量が一部の地点で1,800ミリを超えるなど、観測史上最大値を更新する地域が続出しました。
甚大な被害と影響
この記録的な豪雨により、地盤が緩んでいた紀伊半島各地で大規模な土砂崩れや深層崩壊が多発しました。また、土砂や流木によって川がせき止められる「天然ダム(河道閉塞)」が複数形成され、これらが決壊することで下流地域にさらなる甚大な被害をもたらしました。奈良県、和歌山県、三重県を中心に多くの死者・行方不明者が発生し、交通網の寸断や孤立集落が相次ぐなど、地域社会に深刻な打撃を与えました。
ポイント
- 2011年(平成23年)9月に発生した。
- 台風12号の名称は「タラス」。
- 紀伊半島(奈良県・和歌山県・三重県など)を中心に甚大な被害をもたらした。
- 記録的な大雨により、大規模な土砂崩れや河道閉塞(天然ダム)が発生した。