歴史・8月29日
香港でイギリスと清国の間に南京条約が締結された日
8月29日は、1842年に香港でイギリスと清国の間に南京条約が締結された日です。アヘン戦争の講和条約であり、中国の近代史における最初の不平等条約として知られています。この条約により、香港島の割譲や開港などが取り決められました。
南京条約締結の経緯
1840年から始まったアヘン戦争において、近代的な軍事力を持つイギリス軍に対して清国軍は劣勢に立たされました。戦局の悪化を受け、1842年8月にイギリス軍艦上で交渉が行われ、同年8月29日にイギリス全権のヘンリー・ポッティンジャーと清国の代表との間で「南京条約」が正式に締結されました。
条約の内容とその影響
南京条約では、清国がイギリスに対して香港島を割譲することが定められました。また、広州、廈門、福州、寧波、上海の5港の開港、巨額の賠償金の支払い、イギリス商人に対する自由貿易の容認などが取り決められました。この条約は清国にとって初めての不平等条約であり、その後の諸外国による中国への権益進出や、半植民地化の端緒となりました。
ポイント
- 1842年8月29日に締結された。
- イギリスと清国の間のアヘン戦争の講和条約である。
- 香港島がイギリスに割譲される取り決めが含まれていた。
- 中国近代史における最初の不平等条約とされる。