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歴史・8月28日

ローマ帝国の皇帝ウァレリアヌスがペルシャ軍の捕虜となる

260年8月28日は、ローマ帝国の皇帝ウァレリアヌスがササン朝ペルシャの王シャープール1世との戦いで敗北し、捕虜となった歴史的な日です。ローマ皇帝が敵の捕虜となるのは帝国史上初めての異常事態であり、ローマに大きな衝撃を与えました。この出来事は、当時のローマ帝国が直面していた軍事的な危機と混乱を象徴する事件となりました。

エデッサの戦いと皇帝の捕縛

3世紀中頃、ローマ帝国は北方からのゲルマン系諸部族の侵入と、東方の強力なササン朝ペルシャとの抗争に苦しんでいました。皇帝ウァレリアヌスは自ら東方遠征軍を率いてペルシャ軍と対峙しましたが、メソポタミアのエデッサ近郊で決定的な敗北を喫しました。和議交渉の場に赴いたウァレリアヌスは、シャープール1世によって拘束され、そのまま捕虜として連れ去られました。

その後の影響と歴史的意義

最高権力者である皇帝が異民族の捕虜になったという事実は、ローマ帝国の威信を失墜させました。東方防衛線が崩壊したことで、帝国は一時的に分裂の危機に瀕しましたが、部下のウエネドゥスらが立て直しを図りました。一方のササン朝ペルシャは、この勝利を誇示するため、岩壁に彫刻などの記念物を残しています。

ポイント

  • 発生日は西暦260年8月28日と伝えられています。
  • ローマ皇帝ウァレリアヌスがペルシャの王シャープール1世に捕らえられました。
  • ローマ皇帝が敵の捕虜となったのは歴史上初めてのことでした。