社会・8月24日
札幌市営地下鉄南北線が開業した日
1971年8月24日は、札幌市営地下鉄の最初の路線である南北線(北24条駅〜真駒内駅間)が開業した日です。日本で4番目の地下鉄として開業し、札幌市民の重要な足として発展しました。雪国特有の気候に対応するため、世界でも珍しい「ゴムタイヤ仕様」を採用したことが大きな特徴です。
札幌市営地下鉄南北線の開業
1971年8月24日、札幌市営地下鉄の南北線の一部区間である北24条駅から真駒内駅までの間で営業運転が開始されました。当時、札幌市は1972年に開催予定の冬季オリンピックを控えており、急増する交通需要に対応する都市交通網の整備が急務となっていました。この地下鉄の開業は、大会の成功に向けたインフラ整備の重要な柱となりました。
ゴムタイヤ方式の採用と雪国への対応
札幌市営地下鉄の最大の特徴は、鉄軌道ではなくゴムタイヤを使用して走行する「ゴムタイヤ式案内軌条系統(案内軌条式)」を採用している点です。雪が多い札幌の気候環境において、積雪や凍結による運行への影響を抑え、急勾配やカーブでも安定した走行と高い静粛性を確保するため、この方式が選ばれました。車体の案内には中央のガイドレールが用いられています。
その後の展開と影響
南北線はその後、1978年に北24条駅から麻生駅までの延伸開業を果たし、現在の路線網が形成されました。南北線の成功は、その後の東西線や東豊線の開業へと引き継がれ、札幌市民の主要な移動手段として定着しています。また、日本の寒冷地における都市交通のモデルケースとしても大きな足跡を残しました。
ポイント
- 1971年8月24日に札幌市営地下鉄南北線が開業した。
- 開業当時の区間は北24条駅〜真駒内駅間であった。
- 1972年の札幌オリンピックを控えた交通網整備の一環として開業した。
- 雪対策として世界的に珍しいゴムタイヤ方式を採用している。