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科学・技術・8月24日

日本初の国産ロケット「ペンシルロケット」の水平発射実験が行われた日

1955年8月24日、東京大学生産技術研究所の糸川英夫教授らによって、日本初となる国産ロケット「ペンシルロケット」の水平発射実験が東京都国分寺市で行われました。この実験は日本の宇宙開発の記念すべき第一歩であり、その後のロケット開発の基礎となりました。

ペンシルロケットの水平発射実験

1955年8月24日、東京都国分寺市の国分寺町(当時)にあった東京大学生産技術研究所の実験場で、ペンシルロケットの水平発射実験が実施されました。名前の通り鉛筆ほどの大きさ(全長約23センチメートル、直径約1.8センチメートル)であったこのロケットは、日本の宇宙開発およびロケット研究の出発点となったものです。当日は報道関係者なども見守る中、実験は成功を収めました。

背景とその後の影響

第二次世界大戦後、日本における航空機やロケットの研究は一時的に禁止されていましたが、1952年のサンフランシスコ平和条約発効に伴い、研究再開への道が開かれました。糸川英夫を中心とする研究グループは、限られた予算と環境の中で大型ロケット開発を目指し、まずは基礎データを収集するための小型ロケットとしてペンシルロケットを開発しました。この成功を皮切りに、ベビーロケット、カッパロケットへと段階的な大型化が進み、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)に至るまでの確固たる基盤が築かれました。

ポイント

  • 1955年8月24日に実験が行われた。
  • 東京大学生産技術研究所の糸川英夫らが中心となって開発された。
  • ペンシルロケットは全長約23cm、直径約1.8cmの極めて小さなロケットであった。
  • 実験は東京都国分寺市で行われた。